保育士の履歴書の書き方の基本
これから保育士を目指す人にとってまず最初に大切なのは履歴書です。今までどういった職歴を辿ってきたのか、どのようなスキルがあるのかなどをより詳しくアピールする第一歩が履歴書です。
特に保育士の場合、過去にも保育士の経験がある人とと資格は取得したけどまだ実務はこれからという人では大きな違いもあります。
特に、履歴書には項目別にしっかりと自分をアピールできるように作成することが重要です。
まず、履歴書の書き方の基本としては、とにかく丁寧に書くことです。黒のボールペンや万年筆などで読みやすいように書いて下さい。字はそれほどきれいでなくてもいいですが、雑に書かずに一文字ずつ丁寧に書くようにしましょう。
また履歴書で大切なのはやはり志望動機です。特に保育士のような特殊な仕事はどうして保育士を目指したのか、希望する保育園や幼稚園のどういうところに魅力を感じたのかなども含めて、自分の熱意をしっかりとアピールして下さい。
保育士の仕事は子供たちと遊んでいるように見えますが、常に周りに気を配りながら子供を守るという大きな役割があります。
特に子供たちが相手なので、毎日何が起こる変わりませんので、細かいことや小さなことにも気が付くような人材が求められます。
履歴書を書く際も、手抜きの内容に細部まできっちりと書いて仕上げて下さい。
基本的な書き方はネットなどで検索すればいろいろと出てきますので参考にすると良いでしょう。その上で自己アピールや今までどういった仕事をしてきたかなどを端的にまとめる必要があります。
特に履歴書はその人の性格が出ると思いますので、丁寧に仕上げることを最優先にしましょう。また複数の保育園の面接を受ける場合、ひとつの履歴書を使いまわす人もいますが、面接先に合わせた書き方をした方が好印象でしょう。
もちろん経歴や学歴などは同じで構いませんが、志望動機や自己PRなどについてはその職場のことをしっかりと理解した上で、どんな仕事をしたいか、自分はどんな部分で貢献できるかを書くことで高評価を得られる可能性もあります。
また、保育士の転職サイトに登録している人は担当のコンサルタントやアドバイザーに相談するのもいいでしょう。たいていのコンサルタントは同じような状況をたくさん経験していますが、どういう履歴書を書けばいいか、どんな風に志望動機を書けばいいかなども含めてサポートをしてくれるはずです。
せっかく転職サイトに登録したなら、存分にコンサルタントを活用したほうが良い結果になると思います。
保育士の求人では何を求められるか
子どもと関わる仕事がしたい、大好きなことを仕事にしたい!と夢を持って保育士資格が取れる学校に入学した皆さん、求人情報や保育士の求人ではどんなことを求められるかは気になるところですよね。そこで、保育士求人の現状や保育士として求められる人材とはどんなものか見ていきましょう。
保育士求人の現状は?
現在国の待機児童解消政策で保育園を次々に作っています。なので、保育士の求人全体としてはとてもたくさんの求人がある状態です。しかし、保育所を民営化する流れが加速していますので、公立の求人は減っているのが現状です。
初任給は総支給で17万円から20万円くらいが普通でしょう。私立園はたくさんの求人があるのでまず公立園に挑戦し、その後だめだったら焦らずじっくりと自分に合った私立の保育園を選んで行けば十分間に合うと思います。
保育士に求められるスキルとは?
公立園に就職するためにはご存じのとおり公務員試験に受からなければいけません。そのため、ある程度の基礎学力は必須です。また、ピアノも初見である程度弾けないと厳しいでしょう。
では、私立園はどうかというと、それぞれの保育園ごとに様々です。ピアノがある程度弾けることが前提となっている園もあれば、私の就職した保育園のようにピアノは一切重要視されていないところもあります。
私の経験した就職試験は保育の学校で習う内容についての簡単な筆記試験、個人面接、グループ面接とありました。グループ面接では数人でランダムにグループを組まされ、そのグループで一つの作業に当あたるというものでした。そのグループの中でのそれぞれの人間関係や役割を見ていたのだと思います。
保育士に求められる人材とは?
実際に保育士として求めらえる人材とは、人とのコミュニケーション能力が高い人です。保育士は常にチームとして仕事をしていかなければならないので、職場の中で円滑に人間関係を作ることができる能力は必須です。
また、子どもとのかかわりはもちろん保護者とのかかわりも多い仕事です。ですから、明るく活発で誰とでも分け隔てなく話ができるような人材が好まれます。面接時には明るく挨拶をし、あまり緊張しすぎずにハキハキした対応を心掛けるとよいでしょう。